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金型の組立調整とは

アイキャッチ画像 仕上げ作業
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金型は多くの精密部品が組み込まれているため、金型全体の理解と構成部品の関係をイメージすることが必要です。そのうえで、各作業順序と各作業工程を確認します。

組み立てたときの位置の精度は、常に基準となる面または穴からの位置でおこない、これらが統一されていることが必要です。

基本作業

プレートなどを複数のボルトとダウエルピンで固定する際は、全体を均一に締め付けることが重要です。また、ダウエルピンは簡単かつ正確に圧入できるようにし、全体が適切に締め付けられるよう配慮する必要があります。

組立調整

部品の組み込みは、正しい位置に正しい状態で適切に行う必要があります。これを阻害する要因として、合わせ部へのゴミの付着、バリの残存、斜めにはめ込むこと、無理な圧入、隙間の発生などが考えられます。

二つ以上の部品を一つのポケットの穴に組み込む場合、それぞれの部品の寸法誤差が累積し、はめ合いの精度が低下する可能性があり、次のような対策が有効です。

  • 組み合わせたあとの寸法を調整する
  • シムで調整する
  • 追加工できるよう部品を製作し組付け後に調整する

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