二段突き出し構造とは、成形品をコアから突き出すさいに、突き出し工程を二回に分けて行うことが出来る金型構造です。一回の突き出しでは製品が落下できない場合などに用いられます。
以下では、二段突き出し構造の活用事例を紹介します。
二段突き出し構造の活用事例
製品とランナーを突き出したさいに、製品がランナーに絡まり飛び散ってしまう場合などに、二段突きだし構造を用いて製品を先に突き出す(または、ランナーを先に突き出す)ことが可能です。
突き出し機構を二組設けて突き出しストロークの長さに差を付けたり、茶道のタイミングを遅れさせたりして二段突きだし構造にします。
突き出しストロークに差をつけたり、作動時間を遅らせたりするには、カム装置や油圧シリンダーなどが使われます。
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