成形不良現象:ウエルドについて

アイキャッチ画像 成形不良現象
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ウエルドは金型内に流入された樹脂の合流する部分に溝または模様が現れる現象です。主な発生原因は、製品デザインの影響による場合と、成形条件が不適切な場合(樹脂温度が低い、射出圧力や速度が不十分など)に発生することがあります。

以下に、ウエルド不良の主な発生原因と対策についてまとめます。

対策

製品デザインへの対策

  • 製品の肉厚を均一にする

金型への対策

  • スプルー径を拡大する
  • ランナー径を拡大する
  • ゲート径を拡大する
  • ガスベントを設置する

成形条件への対策

  • 樹脂温度を高くする
  • 金型温度を高くする
  • 射出圧力を高くする
  • 保圧を高くする

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