機械加工した面を拡大してみると、刃物や砥石で削った筋状の凹凸、放電加工による凹凸などが残っています。これらの凹凸を少なくために磨きをおこないます。
金型仕上げにおけるみがきは非常に重要であり、企業によってはみがき専門の担当部門を置き、専門の担当者がおこなっている例もあります。
みがきの目的は次のような事項があります。
- 製品の面粗さを良くする。
- 材料との摩擦抵抗を少なくする。
- 摩擦および焼き付きなどによる破損を防ぐ。
- 刃先の細かな欠け(チッピング)を防ぐ。
- 金型と接触する製品の面をきれいにする。
- 金型および製品の形状および寸法精度を向上する。
- 加工条件を向上させる。
コメント